表層魚の誘い方『基本3パターン』解説

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2008年11月13日 06:38

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色々な釣り場の状況をみると

この時期でも表層に魚が浮いている時が多い。



気温や水温、釣り場に関係なく

最近の魚は表層を意識している気がする・・・・・。



そうなると フォールで喰わすにしても

やはり表層の魚達を誘って 喰わす努力をした方が よく釣れる。



今日はその誘い方の『基本3パターン』を紹介したいと思う。










それでは基本的なことから説明します。



着水後 そのままフォールさせても釣れるときは釣れますが

最近は 縦釣りや同じようなルアーを使う方が多く

魚も以前のようには簡単に釣れなくなっています。




そこで 魚が表層に浮いていたり

表層を意識している場合は

その魚達にルアーをアピールし、

強制的にスイッチ(やる気)を入れ

追従させた後、フォールで喰うチャンスを与えて

バイトさせガッツリ喰わせてから確実に釣ります。





これは今 私が実践している「最新の縦釣り」です。

講習会でも殆どの方には この釣り方をレクチャーしています。











ただ 適当に投げて 巻いてフォールさせればいいわけではありません。


その釣り場 その時間帯 その状況により攻め方が変わります。




短時間に この3パターンを試して その状況に合ったパターンを見つけ

効率よく釣ります。











実践編


まず魚が複数で浮いているポイントを見つけます。


基本的に1匹以上 なるべく魚が集まっているところを狙いましょう。




その集まっているポイントの先 

出来れば1~2m先に着水させてください。



間違っても魚が集まっている真ん中に着水させないでください

低活性の場合は それだげで魚が逃げてしまうことがあります。





基本の誘い方 3パターン

①超表層を出来るだけゆっくり横に引きます。

②超高速で引きます。

③ルアーをシェイキングしながら引きます。






もう一度言いますが 必ず魚が溜まってる1~2m先にルアーを着水させてください。


これは 3パターンどれにも共通します。





またイメージ的には表層から1cmぐらい下か 

表層から飛び出てしまうくらい 超表層を引くようにしてください。




あくまで 表層にいる魚達に気づかせるため 誘いをいれるので

その魚達の上を引かないと意味がありません。




キャスト後 着水前に必ずベールを返して

ラインテンションをビンビンに掛けてから 着水させるようにしてください。

ラインスラッグがあると 着水後高速でリールを巻いても

ルアーはもぐってしまいますので 完全にラインスラッグを取った状態で

着水させ 着水後直ぐにロッドを立てて更にテンションをかけます。




ここまでは簡単ですので練習して 出来るようにしてください。













①出来だけゆっくり引く

低活性時は これが効きます。

出来るだけゆっくり 魚の鼻っ面を横切るように引きます。

ロッドをしっかり立てて ゆっくり引いてください。





②超高速で引く

とにかく早く引きます。

それも超高速で引きます。

ルアーが多少水面に飛び出し跳ねても構いません。

それほど早く引いてください。


早引きはロッド寝かせて引いた方が 引きやすいですが

その場合 フォールさせると同時に

ラインテンションを張りながらロッドをすばやく立ててください。






③シェイキングしながらゆっくり引く

なるべくルアーの移動距離を抑えて ロッドの先を細かく振り シェイクしてください。

これは ルアーを出来るだけゆっくり引きながら 激しくシェイクしてください。


シェイクはロッドを少し寝かした方がやりやすいですが

フォールと同時にロッドはアッパーポジションに戻してください。













どのパターンも 魚が追従してくるのを確認してくだい。



追従を確認したら 50cm~1mさらに追従させます。



出来れば2匹以上で負わせると更に活性があがります。
(これは魚の競争意識を刺激し1匹では警戒しても
複数になると他の魚にルアーを取られることを嫌がり警戒心が弱くなり
激しく喰いにきます)





追従を確認したら 急にルアーをストップさせます。



魚達も驚いたように止まります。



すかさず、

ラインテンションがしっかり掛かっているのを確認してフォール

させます。




通常 追従してきた魚達はルアーを追いかけようと一緒に

もぐって行きます。



もぐっていけば もう釣れたも同然です。


必ずバイトがあると意識し いつでも合わせられる体制で

ゆっくりフォールさせます。


またボトムに着底しても

直ぐに巻き上げず 少しステイさせてください。
(追って行った魚がボトムで喰う可能性も高いため)





これが表層の魚を横引きで誘って

フォールで喰うチャンスを与え

バイトさせるパターンです。





この釣り方だと バイトがあるタイミングをある程度 図れるので

確実に合わせることができるため釣果があがります。




合わせミスが減り 自分からルアーをコントロールし

食わせにいっているので

細かいバイトにもアングラー自信が集中しているため

気がつきます。





闇雲に キャストして「フォール&巻上げ」を繰り返して

何時喰ってくるかわからないバイトを 神経を集中して待つ
より


アングラー自身があるていど 狙った魚達を釣るようにすれば 

集中するポイントが決まってくるので

疲れも減り手返しも早くなります。









横に引くときは 必ず泳ぐスプーンで誘ってください



泳がないスプーンで行う場合は 難しいですがシェイキングを織り交ぜてください。



表層を横に引く目的は 釣るためではなく ルアーをアピールさせ

魚にスイッチを入れ 追従させるのが目的ですので

出来るだけ 派手なカラー(蛍光系)を使い

ルアーを泳がせてアピールしてください。





私の場合 この釣り方は 表層の魚を釣るには

基本になっていますので是非 皆さんも試してください。



必ず釣果UPにつながる 釣法だと思います。



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