neo流『縦釣りのラインシステム』の解説

neo-STYLE-

2008年01月18日 05:08

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講習会でも メールでも

一番多い質問がラインシステムのこと。



これは結束部分が多いため 少し複雑なのと

どうしても掛ける釣りなので合わせ切れ等の

トラブルが起き 悩んでいる方が多いからだ。





ただこれも慣れてしまえば 簡単でトラブルも殆ど起きない。

(合わせ切れはリールが原因のこともあるのでここもチェックしてください



今回は 現在私が使っている仕様を詳しく説明することにします。
(私が個人的に使ってる仕様なので参考程度に考えてください)



できるだけ詳しく説明したいので 

今日は無駄話は無しネ!!!!!(笑






私の現在使っている仕様は 

①メイン(道糸)ラインはPEライン 3lb
 
 ユニチカ アイキャッチ PEライン 3lb

②ショックリーダー ナイロンライン 4lb  3.5m

 サンヨーライン GT-R イエローマーク 4lb

③リーダー フロロカーボンライン  2m

 ユニチカ トラウトリーダー 2.5lb~4lb

 クレハ リアルFX 0.8号 を諸条件によって使い分けています。

 



さて なぜ こう組んでいるか?

ここまで複雑にする必要があるのか?



これには意味があります。





私もめんどくさがりなので 本当はリーダーや

結束が必要なシステムは できれば組みたくないですが

色々試した結果 やはり必要を感じてこのシステムを使っています。






それでは 最初に さらっとラインの説明をします。


PEは感度がいいのと 合わせたとき延びないので 合わせが早い。


ショックリーダーは PEが色が落ちるのと 風に弱いため

視認性を確保することと PEが舞いにくくするための錘の代わり。

さらに強い合わせをしたときのクッションの代わりにもなる。


リーダーのフロロは 比重が重いので 綺麗にルアーが沈み

さらに感度がいいので 当たりがとりやすいため。




『ラインシステムの組み方』




①PEライン  メインライン(道糸)

これでチチワを作ります。輪の大きさは適当でOKです。





②チチワ(ループ)作り





③2本重ねて 輪を作ります。





④その輪の中に チチワの先端を2回通します。

1回でもいいですが 念のため2回。

3回通すと スプールの中でラインが引っかかることがあるので2回までにしてください。





⑤2回通したら水分を与えた後 ゆっくり優しく輪と結束以下を持って引きます。

絶対に強く引かないでください。結束が玉にならずに 必ず横に

並んでいる状態にしてください。(玉にすると結束が細り弱くなります)

魚が釣れれば勝手に一番いい状態に締まります。←ここがポイント







⑥よく切れるカッターで切ってください。(PE対応モデルがいい)

無理やり負担を掛けて切ると 結束が締まったり切り口が広がり

そこからトラブルが起きることがあります。






⑦PEラインのチチワが完成。






⑧結束のあまったラインはこの程度残す。

ギリギリで切ると 抜けることがあるので数ミリ残してください。

弱く締めているので 魚を釣るとこの部分が短くなります。






⑨ショックリーダーのナイロンラインの先も(PE側)同じように

チチワを作ってください。






⑩ショックリーダー(ナイロン)とリーダー(フロロ)の結束です。

一般的なサージェンスノットが色々試しましたが

これが簡単で抜けないと思います。

最悪現場でもできるノットです。





(アングリングファンより抜粋) ⑦のハーフヒッチは2回巻きがいいです。

⑪その他わかりやすく WEB等で色々な方が解説されています。






⑫ショックリーダーとリーダーを組んだら

このように新聞に巻きます。

(これは現場でライン切れやリーダーがなくなったときに短時間で

ラインシステムを交換するのに便利です)





非常に重要

PEラインとショックリーダーを組み上げます。

ここでは必ず ナイロンラインのチチワの中に PEのチチワを通してください。

これが逆になると切れる可能性が高くなりますので注意してください。






⑭PEのチチワを大きく広げて 新聞に組んだものを新聞ごと通します。






⑮このように 新聞をPEのチチワの中を通します。






⑯通し終わると 最終的にチチワ同士がこのような形になります。






⑰これは一斉 締め付けません。 チチワ同士を合わせれば 勝手にこうなります。




完成!!!



これで 出来上がりですよ。

いかがですか 簡単でしょ!!



「習うより慣れろです」

暇な時間に テレビを見ながらでもできます。




当初三ツ木さんに基本を教えていただいてから

このシステムまで行き着くには 試行錯誤し半年以上かかりましたが

現在は このシステムで満足しています。





●このシステムを家でゆっくり作って このようなBOXにいれ

現場で切れたとき使っています。

現場が強風や雨でも簡単にラインが取り替えられるので

手返しよく 釣りができますよ。






●プラノにも きっちりはいるので とても使いやすいです。



さ~~~皆さん、これで ラインシステムのめんどくささを

楽しさに切り替えて
 釣りを楽しんでくださいネ!!





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