NEO-HOOK最終プロト完成

neo-STYLE-

2009年04月22日 00:29

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1年半掛けて開発してきた

フックがようやく形になってきました。




プロトモデルは何種類作っていただいたか?

覚えていません。






ここまで私のわがままを黙って聞いていただいた

デコイさんに感謝いたします。







このたび 写真の

公開をメーカーさんに許可していただきましたので

公開したいと思います






皆さんお待たせしました。







正式名称は
『エリアフック タイプ7(Ⅶ) N-HOOK』




N-HOOK=NEO-HOOKです。












特許関係の手続きも無事に終わりましたので

写真を公開させていただきます。






デコイ エリアフックタイプⅦ(セブン)『フロント』の特徴としては

①フロントフック専用で開発。

②フックの収まり位置 

 特にフォール中、ボトムステイ時の安定

③抜群の耐久性

驚愕のフッキング率













とくに④のフッキング率ですが

今までのフックでは

一旦バイトし 口に入ったルアーに対し

違和感を覚え 直ぐに吐き出していたが

『フロント』は簡単に吐き出せないように

フックのポイント(針先)が口のどこかに掛かるようにデザインしました。


















実は この点が難しく 1年半も時間がかかってしまった理由です。




ポイント(針先)がネムって(針先が内側に向いている)いると 

比較的 魚が深く喰わないと

ポイントの先に 口の一部が触れなかった。






それに対して 『フロント』は ポイントが平行に近いので

少し咥えてだけで 上アゴに接触するようになっている。

















ただ 単純にフックポイントをネムラさず

平行にしたり 外向けにすると 掛かりはよくなるが

直ぐに ゲイブが開いてしまい(フックが延びてしまう) 

バレの原因になるほか 耐久性が特に悪くなる。









その対策を試行錯誤して形にしたのが フロントだ。



まず 軸を太軸にして耐久性を上げた

しかし太軸にすると 刺さりが悪くなるので

究極に磨いてもらい ポイント先端部を細くして

段々太くなるようにし 一番負担が掛かる

曲がりやすいポイントのところで 

太軸になるように耐久性を確保した。





販売されるものは 中軸に位になり

特殊な焼付けと塗装で耐久性を

太軸クラスにまで近づけました。



















それでも 完全にポイントを平行にすると

浅掛かりで 強めに合わせた場合は

太軸でも 段々開いてきてしまうので

殆ど 見た目にはわからない程度 ネムラせてある。







その 少しネムラすことで 掛かり率が悪くなってしまうため

アイに角度をつけ 更にシャンクも曲げることによって

少しポイントがネムっているにもかかわらず 

ポイントが限りなく平行になるようにデザインした。






でも シャンクやアイに角度をつけてしまうと

合わせた時のパワー(力の伝導率)伝導率が悪くなり

フッキングが甘く バレの原因になる。






そして この問題を解決するために

語るも涙の 長い、長い ベストポジション探しの旅が始まりました・・・・・・・。










(皮 1枚で釣れたワンカット!!)








約半年かけて 力のパワーが落ちない

ベストな アイとシャンクの角度の答えを見つけました。


そして その答えを 『フロント』に集約しました。







今までバイトがあって あわせても「抜ける」「外れる」など

フッキングしなかった経験があると思いますが

これを確実にフックを食わせることによって

すっぽ抜けを激減し フッキング率を上げることに成功しました。








縦釣りにとってフックはルアーの一部なのです。




このことを念頭において開発すれば  

フックのサイズや フック位置、

ポイントの角度など 直ぐに想像できますが

ただし それを形にするには

素材選びや 軸の太さなど

刺さりや耐久性に関係する問題も

同時に解決することが必要でした。






機会がありましたら 是非一度 

この『フロント』で魚を釣ってください。


その素晴らしさと違いを実感できると確信しています。




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