neoの超軟弱! 管釣り挑戦記!! neoSTYLE 1

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『ＮＳＴ』専用販売サイトが完成しました。
「縦釣り」の説明や動画など最新情報を見やすく
まとめましたので是非チェックしてください。
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業界初の『縦釣り』専用ロッドを作るにあたり

テーマは沢山ありました。



今までは専用のロッドでなく

あくまで横引き用のロッドを流用していたので

極めていくと　不満はつのるばかりだった。



自分の中のイメージは

バトミントンのラケットで公式テニスをやっているような感覚だ。

全てが物足りないし

ボールが重くてラケットが負けてしまう。


サーブも思いっきり打てず、相手のサーブやショットが凄かったり

ボールがスイートスポットに当たらないと

ラケットは無残にも折れてしまう・・・・・。



これでは　本当に安心してプレーを続けることはできない。


しかし　世の中にテニス用のラケットが存在しない・・・・・・・・。






そんな状態で　私は釣りを続けていました。





今回　幸運にも自分でロッドを製作できる機会をいただき

今までの思いを全てぶつけて　

新たな縦釣り専用のロッドを作ることになりました。





まずメーカーさんに提案したこと。

①究極の超高感度を実現する。

②安定した耐久性・信頼性のある高品質なロッド。

③オーナーが自分好みにカスタマイズできる仕様。


この他　

●合わせないで釣れた(たまたま釣れた）魚ができるだけバレないアクション。

●０．２ｇのルアーも飛ぶ　高飛距離モデル。

●どんなシャープな合わせにもロッドがぶれない
　しゃきっとしたティップアクション。

●魚とのやり取りも楽しめる強すぎないアクション。

●真っ暗なナイターでも安心して使えるノントラブルな仕様。

●ＰＥライン対応モデルのチタンガイドを使う。


これ以外にもメーカーさんに沢山の課題をぶつけました。











初めての打ち合わせのとき

メーカーの技術者の方が

「neoさん　何言っているんですか？」

「あなたが言っていることは　反比例することばかりですよ？」と

苦笑いされるほどだった。



物を作ろうとしているときは　

技術者に自分のやりたいことや思っていることを

１００言っても　５０しかわかってもらえないと思っている。


１００伝えたかったら　３００言って　ようやく１００理解してくれたり、

理解しないまでも　私の考えていることが少しでも伝わればいいと思っている。



笑われようが　無理だとわかっていても　取りあえず言ってみる。

もしかして　その場では笑われても　

後に実現するヒントになっているかもしれない？！






製作がはじまり　途中　何度も頓挫して

1ヶ月以上に何も進展しないときは

私の方が　折れてしまい　もうやめましょうと

言い出したこともあった。




しかし　ある程度開発が始まると

技術者のプライドにかけて

諦めることができなくなっていたようで

意地の張り合いが数ヶ月も続いた。




初めてのプロトは　既存のロッドを３本用意して

それを切断して組み合わせた　見た目にも

恥かしいくらいのプロトだった。




メーカーさんからの依頼は

まず、アクションから決めてくださいと言うことでした。




アクションが決まると　次は問題の「感度」でした。




「感度」は本当に決まらなかった～～～～～～。




普通に使うには十分な感度は直ぐでたが　テーマは

今日始めて釣りをする　

初心者が感度だけで釣れてしまうレベルの高感度

をどうしても出したいからだ。




そして　また数ヶ月たった頃、

しんがね(マンドリル）を始めて作り

全てオリジナルで完成したプロトができたとき

メーカーさんから

「凄い物ができました！！やばいです！」と・・・・・。



私としてみると　まだ試釣もしていないのに

なにが凄いのか？　なぜ凄いとわかるのか？と思いながら

プロトを取りに伺った。




それを持った瞬間

「きた～～～～～～～～～」と感じた。



釣る前からわかった。



これは感度がいいに決まっている！と確信した。



そして　我慢できず　翌日テストに行きました。



衝撃でした・・・・。

予想していた以上の完成度でした・・・・・。


その日は　そのロッドを抱いて寝ました（笑



もう　これ以外のロッドで釣ることはできなくなりました。



今までわからない当たりが取れるので

当然釣果が伸びます。


その日は　ただただ面白いように釣れました。




メーカーさんが本当に諦めないでよかった。

本当に良く頑張ってくれました。


私の夢のようなわがままを

ここまで形にしてくれて　感謝の言葉しか出ませんでした。




「オーナーが自分仕様にカスタマイズ」できる？そのヒントはこの動画に・・・・



すそのＦＰ下池で『Vertical PRO 68』と『ＮＳＴ』の組み合わせでＨＩＴしたが・・・・
興奮して　フライエリアに入ってしまった・・・・・タカさん。